2016-09-08

栽培計画(2016年秋)

購入した田舎物件の引受日が9月20日と決まった。そこから毎日2往復ぐらいしてせこせこと自力で荷物を運び、約2週間かけて引越完了させる予定でいる。

引越後には暑さも引いて屋外作業するには良い季節を迎えるだろうから、すぐに農作業にかかろうと思う。なにせ自給農でできるだけの食をまかなおうという企みなので、時期を逃さず作物を植え育てていくことが肝心であるし、初めての土地で初めての野菜の栽培を試すという好奇心も膨らんでいる。そんな訳で、この秋からの栽培計画を立ててみた。


① 緑肥類


レッドクローバー、レンゲソウ、エン麦、はだか大麦

・庭部と傾斜部は現状ほぼ植え物が無く、菜園としては手つかずの状態のため、窒素固定効果の高いマメ科や、深く根を張るイネ科の緑肥を植え土壌改良をはかる。また枯れ草は畝を被覆する有機物マルチ材として利用する。

・麦類については緑肥としてだけでなく、穀物としての期待がある。特にエン麦はオートミールにして常食化出来れば最高なのだが、いかんせん穀類は「籾摺り」というとんでもなく面倒くさい工程を経ないと食用できず、これを如何にして行うかも大きなテーマになってくる。その点、はだか大麦については籾摺りなく容易に実が取り出せる特徴から選択したが、どのように加工すれば簡単に美味しく食べられるか研究が必要である。

庭部では麦類を中心に栽培する。

② 葉物類


小松菜、雪白体菜、べか菜、山東菜、からし菜、高菜、野沢菜、水菜、壬生菜、葉大根、キャベツ、芽キャベツ、白菜、タアサイ、ルッコラ、ウォータークレス、コーンサラダ、ネギ、葉ネギ、ニラ、ホウレンソウ、フダンソウ、レタス、サラダ菜、春菊、葉ゴボウ、バセリ、ミツバ、アシタバ

・秋からの栽培は葉物が中心になってくる。あれもこれもで品種が増えたけれども、少量ずつ育てて楽しんでいきたい。中でもネギは九条と石倉の2種植えるが、それっぽい物が収穫できるか楽しみである。

・栽培は相性の良い種類(コンパニオンプランツ)を意識しながら混植にて行うが、特に葉物はアブラナ科が多く交雑しやすいため、自家採種することを考えると栽培位置や組合せに工夫が必要になってくる。


③ 根菜類


大根、小カブ、タマネギ、ニンニク、ゴボウ

・ベランダ菜園でやるには難しかった根菜類の栽培が始められるのは嬉しい限りだ。大根は短根種を数種類植えてみる。ゴボウも短根種を植える。ニンニクは専用の種球は高いので、スーパーで普通に食用として売ってるものを植えてやろうと思っている。

現在の菜園。栽培実績があるのは心強い。

④ 果菜類


スナップエンドウ、キヌサヤエンドウ、グリーンピース

・夏場とは異なり秋からの果菜類は少ない。春からの収穫を見込んで晩秋にエンドウ系の播種をするが、冬場の強風に耐えられるよううまく育てたいところだ。


⑤ 果樹類


ブルーベリー、オリーブ、柿、ビワ、イチジク、キンカン、柚子、レモン、サクランボ、小梅、プルーン、あんず、アーモンド、ユスラウメ、ビックリグミ、モリンガ、ポポー

・果樹は主菜ではなく、田舎暮らしに彩りを与えるものであるが、種まきして数週間から数ヶ月で収穫できる野菜と違い、結果が出るまで数年かかるのでなるべく早く植え付けたいと考えている。植え付けは傾斜部が中心となるが、状況により鳥獣害対策も考えなくてはならない。

現在手つかずの傾斜地。果樹を植え有効に利用したい。

⑥ 菌類類


ヒラタケ、ナメタケ、クリタケ

・キノコ原木には一般的に広葉樹が用いられるが、菌種によっては針葉樹でも栽培することが可能らしい。所有地内の整備でヒノキ樹木を伐採するので、これを活用し栽培を試す。もっともわざわざ栽培しなくても、裏山に入れば自生しているかもしれないが(笑)。

庭周りのヒノキは毎年一本ずつ切り倒し、キノコ原木に利用する予定。


種苗や資材の購入は地元のホームセンターやネットショップを利用するが、取扱品目や価格が大きく異なるので、いろいろ覗いて情報収集することが欠かせない。それにしてもヨドバシカメラが野菜種まで売ってるのには脱帽(しかも安価で送料無料)。通販は送料が安いとホント助かります。


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